2016.05.16 posted
長野市周辺の活断層
長野市周辺の確認されている活断層
〇長野盆地西縁断層帯
長さ約58㎞に及ぶ断層帯。
M7.8の地震が発生した場合、長野地域を中心に最大で震度7の揺れが予想されます。
善光寺地震(1847年)のように、土砂災害により河川がせき止められ、数日後に決壊して下流域に洪水被害をもたらす可能性もあります。
〇糸魚川ー静岡構造線断層帯
牛伏寺断層や神城断層も含まれる大規模活断層帯。
この断層帯は地震発生確率が極めて高いのです。
140~150㎞ある断層帯全体が動く場合、長野~上伊那地域の広い範囲で最大で震度7の揺れが生じ、想定される被害も最大になります。
☆耐震改修について考えてみませんか?☆
地球温暖化により昨今の自然災害はどんなことが起きるかわかりません。
①昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅
②一戸建ての住宅(一部店舗併用住宅などの併用住宅を含みます。)
③在来工法の木造住宅(ツーバイフォー工法や非木造の住宅は含まれません。)
であるならば、
まずは長野市その他の市町村で行っている≪耐震診断≫を行って、自宅の安全性の確認をしてみてください。
無料です。
長野市HPより 木造住宅の無料耐震診断
耐震診断を行った後に耐震改修を行うと、補助金が受けれる可能性がありますので大変お勧めです。
長野市の場合は条件によりますが、最高120万円の補助金を受け取れる可能性もあります。
昭和56年6月1日に建築基準法の耐震基準が大きく見直されたために、その前後で耐震性が違ってきます。
昭和56年6月1日以前の確認申請では「旧耐震基準」と言われる基準で建物が建てられていることが多く、その基準は ”震度5程度の地震でも倒壊しないこと” となっています。
一方それ以降の基準は「新耐震基準」と言われていて、”震度6、7程度の地震でも倒壊しないこと” となっています。
長野市HPより 『長野市地震防災マップ』
市の各地で考えられる最大震度を示した「揺れやすさマップ」や液状化の危険性を示した「液状化危険度マップ」、建物の倒壊危険性を示した「地域の危険度マップ」です。
お住まいの地域、ご確認ください。
国土地理院HPより 『都市圏活断層図』
長野市近辺の活断層も確認いただけます。