remodeling for long-term care介護リフォーム
介護保険制度には、「居宅介護(介護予防)住宅改修費」という項目があります。これは介護のために住宅改修する際にかかった費用を一部負担してくれる仕組みです。要介護認定を受けている被保険者が自宅の住宅改修を行う場合に、その工事費用(20万円まで)の7~9割が支給されます。
*上記改修費が使えるかどうかは、担当のケアマネージャーさんにご相談いただき、お見積りをご依頼ください。
types of long-term care remodeling work介護保険制度を利用した
介護リフォーム工事の種類
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1.手すりの取り付け
廊下、便所、浴室、玄関等の転倒予防、若しくは移動又は移乗動作に資することを目的として設置するもの。
手すりの形状は二段式、縦付け、横付け等適切なものとする。(適用除外:福祉用具貸与に該当する手すりの設置)1.柱または下地のある場所に取り付ける場合
一例)木製 長さ60センチ 径35mm
▶︎ 1本/8,000円(税抜)
▶︎ 2本/ 12,000円(税抜)
▶︎ 3本/16,000円(税抜)2.下地がなく補強が必要な場合の補強工事
下地補強板施工▶︎ 1m以内 1か所/6,000円(税抜)
▶︎ 2m以内 1か所/10,000円(税抜) -
2.段差の解消
日本の家屋は玄関で靴を脱ぐので、まず玄関の上がり框で段差があります。
床はタタミとフローリングの混合となり、タタミが上がって段差ができていることが多くなります。高齢者にとっては、床の段差がないほうがより安全です。1.またぎ段差をなくす
工事概要:既存の敷居を撤去して、床と段差がないように敷居を埋め込む
施工日数:1~1.5日
敷居寸法:長さ1.8m程度
概算:25,000円2.かさ上げする
工事概要:既存のフローリングの上にフローリングを重ね張りして、敷居との段差をなくす
施工日数:1~1.5日
施工面積:1坪(畳2帖分)
概算:50,000円3.かさ下げする
工事概要:既存の畳を撤去し、フローリングを張る
また、既存の敷居がまたぎ段差になるため撤去して、床との段差のないように敷居を埋め込む
施工日数:2~2.5日
施工面積:6帖、敷居長さ1.8m程度
概算:175,000円4.スロープでつなぐ
※屋内型の置き型タイプのスロープは、介護保険を使用してレンタル可能です。
5.段差を小さくする
(10センチくらいの段差にすると上りやすい)工事概要:玄関上がり框に式台を設置する
施工日数:0.5日
式台寸法:幅1.8m×奥行36cm×高さ12cm
概算:30,000円 -
3.滑りの防止及び移動の円滑化等のための床または通路面の材料の変更
畳をフローリングにする
工事概要:畳を撤去し、敷居との段差をそろえるため根太と下地合板で高さ調節をし、フローリングを張る
施工日数:2日程度
施工面積:6帖
施工場所:木造和室(床の間は除く)
概算:150,000円 -
4.引き戸等への扉の取り替え
アウトセット引き戸に変更する
工事概要:控え壁の工事が不要な外付けタイプの上吊引き戸を設置する。
床レールが不要なので、工期と費用が抑えられる。
※取付壁面に下地補強があることが条件
施工日数:1日程度
概算:82,000円 -
5.洋式便器等への取り替え
和式トイレの段差を解消して洋式トイレにする
工事概要:和式便器を撤去し段差を解消。
新たに洋式便器を設置するために給排水管の移設や電気工事、床・壁工事も行う。
施工日数:3日程度
概算:約300,000円(便器のグレードによって金額は変わります)